日本語のメニューあります



今まで旅に出ると、間違った日本語のメニューを見つけては「訳分からんな・・・」などとこのホームページでも紹介して来ましたが、ベルギーはブリュッセルで、見つけてしまったのは、そもそも本当に日本語のメニューあるのか??という店です。

で、上の写真ですが。どうです?この店に本当に(正確な)日本語のメニューあると思います? これね、どうしたって「日本語のメニューはありません。」って言ってるようなもんだと思うんですよ。あるいは「日本語とアラビア文字を組み合わせたようなメニューならあります。」って言ってるようなものですよ。あるいは「読みづらい日本語のメニューあります。」とかね。

いやしかしね、どうやって間違えたらこういう書き方になるんですかね?完璧に下手な訳じゃないんですよね、なんか意図的にタイポグラフィックしちゃってるんじゃないの?という位不思議な変形なんですよね。 「メニュー」とかさ、なんか「メニフュー」みたいになってるよね。ちょっとミルフィーユみたいで、美味しそうですよね。



「日本語」の「語」とかもね、微妙に右下の「口」の下部分がなぜか開いてるんですよ、左の「口」はちゃんと書けてるのに。これとかもさ「口を開いて食べましょう!」みたいな、なんか飲食店らしいメッセージみたいの隠れてるのかなあと思ってしまうのですが、深読みでしょうか?(もちろん深読みですが・・)

そしてなんかオモロイのはね、この看板の横に座ってる外人。おそらくこれが何語なのかとか、全然分かってないんだろうなーって。場合によってはこんな看板が自分の後ろにある事すら気付いてないかもね。なぜ日本人がニヤニヤと嬉しそうな顔して自分の方を写真に撮ってるのかなんてね、分かってないでしょうね。なんか寂しい顔してるもんね、この人。奥さんと別れて一人でヨーロッパ旅行とかしてるのかな、・・・(ってそんなん勝手に予想してもしょうがないんだが)。

果たしてこの店には本当に日本語のメニューがあるのか(っつーか、あるだろうけど、果たして本当にそれは日本語と呼んでいいレベルのものだろうか)、というのをこの目で確かめるには、この時の僕はすでに食事を済ませ、いささかお腹一杯になってしまってたのです。という事で次にブリュッセルを訪れる時には、何も食べずに、兎に角この店に直行したいと思う次第なのです。