こむぞうの奇跡

こむぞう、こ担当小宮山雄飛です!
 
このフレーズで始まるこむぞうが、現時点で配信500回を超えた(!)
 
これはまあ、奇跡ですね、ほんと。
 
単純に期間だけで言えば、もっと長くやってたレギュラーや連載はあります、そもそもこのトークショーだって、すでに9年やってる訳だし!
でも、さすがに毎日続けて500回以上というのは、ほんと奇跡ですね。
 
一体なんでまたこんなに続いてしまってるのか?
(なんか続いてるのが、良くないような書き方だが、、、)
 
これはたぶん僕が思うに、続けられることを続けてるからという、ある意味禅問答のような状態なんだと思う。
 
「卵が先か、鶏が先か」じゃないけど
(ちなみに、この論争は「卵が先」ということで最近結論が出たらしいですよ、イギリスの方で)
 
「やれたから続いたのか、続けられることをやったのか」
ということになれば、おそらく後者
 
つまり、最初から続けられることしかやってないという、実はそれほど大したことじゃないと思うんだよね。
 
僕らが3人集まって毎日あんな話をするのは、絶対に続けれることなんですね
逆に言えば、毎日腹筋10回とかを続けてる人の方がよっぽどすごいと思う訳です、僕らにしてみたら、、、
 
もちろん誰もが毎日話せる訳じゃないだろうけど、僕らがこむぞうをあの面子で企画した時点で、これならできるなっていう確信があって毎日配信で始めた訳です。
つまり最初から「続けれる」という確信のあることをやってるだけなんで、100回でも500回でも「続いて」当たり前と言えば当たり前なんだよね。
 
逆に、むしろもし褒められるとこがあるとしたら、「続けれない」ことをやらなかった事だと思うんですよ、僕は。
 
これまた禅問答みたいですが、褒められるとしたら「続けれることをやった」ことではなく「続けれないことをやらなかった」ことじゃないかなと。
 
500回もやってたら、色々な紆余曲折、さらなる欲望、楽しげなお誘い、甘い罠など、まあ色々ありますよ。
でも、そこで安易に「続けれないこと」に手を出さなかったことが、一番重要だったんじゃないかな?と。
 
極端な話ですが、もし200回くらいの時点で「こむぞうでTV番組やらないですか?」っていうお誘いがそれこそ民放TV局なんかからあったとしても、たぶん断ってたと思いますよ。(まあそもそも無かったが)
単に、それってまだ無理だったと思うからね。
 
そこで「ヤッホー!ヤッホー!」と(言うか言わないかは別として)、やれる確信もなくやってたとしたら、逆にそこらでこむぞうは終っちゃってたかもしれないですよね。
 
こむぞうでTシャツ1枚作るのにも、かなり時期を待って待って「やっと」出したんですよ。
Tシャツ出すのなんて、それこそ僕らは得意分野なので、番組当初からいつでも出来ることだったんだけど、番組がしっかり定着して、番組そのもののクウォリティがしっかりしてからじゃないと、グッズだけ出しちゃうのは順番が逆であると。
なので、放送開始1年くらいまで待って、やっとTシャツを出した訳です。
 
まあ簡単に言ってしまえば「手を出さない」ということも時には重要であると。
 
これは食べ物に例えると分かりやすいと思うんですが、人間は生きてくためには食べないといけない、でも逆に毒がある物を食べてしまったら死んでしまう。
 
つまり、生きてくために食べるのと同じように、生きてくためには食べないという判断もできないといけないんですね。
 
今では、おかげさまで、こむぞうの番組としてもメンバー単体としても色々な話をもらうし、僕らの方からやりたい企画も沢山あるんだけど、やはり「続けれる」ことだけを意外としっかり選んでやるようにしてるんですね。
 
そうすれば、1〜2ヶ月とは言わないが、半年もすれば自ずとその結果がついてくる。
 
逆になんとなく乗っちゃった話というのは、半年もすると「そういや、そんな企画もあったよな、、、」で終っちゃう。
 
『続けること』がすごいんじゃなく、『続けれないことをやらない』そういう判断の方がすごいんじゃないかなと、こむぞうが500回も続くとちょっと自慢げに言ってみてもいいでしょ?
明日からまたシコシコと続けますんで。