ようこそ日本へ

旅行に出て毎回むかつくんだけど、入国管理局(以後・入管)とか空港のもろもろ受け付けとかのやつらって、なんであんなに態度悪いんだろうね?
 
アメリカの入管とかほんと最悪だからね、そんなに自分の国に来てほしくないのかな?と思っちゃうよ。
 
国として観光産業を招聘してるはずなのに、なぜか入管のやつらはあきらかに「え?あんたうちの国入りたいの?目的は?どこ泊まんの?あんた日本で何してんの? で、どうしても入りたいの?」って、できる限り国の印象を悪くして観光客を減らそうとしてるとしか思えないんだよね。
 
この間アメリカ行った時なんて、職業を聞かれたから「ミュージシャン」って答えたら、「じゃ、パートは?」って。
俺がボーカルなのかギターなのかベースなのかはアメリカに入国するのになんも関係ねーだろ!!っていう。
そのうちエスカレートして「ギターの種類は?ギブソンか?フェンダーか?」とか聞かれそうな勢いだよ。
ボーカルでも「マイクはハンドマイクか?」とかね、「いや、CCBのドラムがやってたみたいなヘッドフォンタイプです」って答えたら「なに?CBGB?」「えっと、、、映画に出てくるアメリカのビジネスマンがやってるヘッドフォンタイプの受話器みたいなやつです」「よし、じゃ合格!」みたいなね。
 
N.Yのテロ以降アメリカの国内便も検査がかなり厳しくなってきて、僕の友達には「もう旅行したくない」という人も沢山います。国内便なのに何時間も前にチェックインして靴ぬがされたりトランクをさんざん調べられたり。
もちろん厳重にチェックするというのは悪い事じゃないけど、ほんとにそんな事でテロを防げんのか?って思うよね。
もっと根本的なとこに気をつけるべき事があんじゃないの?っていう。
 
よく言うことだけど、空き巣が本気で入ろうとしたら、家の鍵を多少頑丈なものにしたり二重にしたりしても全然意味ないっていうね、開けようと思えばどんな鍵でも簡単に開けれちゃうという。
大切なのはそんな事より、日々の近所付き合いだったり街ぐるみの防犯対策だったり、そういう部分にあるんだよね。そういうとこでしっかりしてれば1軒1軒はべつに鍵してなくたってさほど泥棒にも入られないという。
逆にどんなにすごい鍵をしてても本気の強盗集団に狙われたら、そんな鍵はほとんど意味ないっていう。
なんかそれに近いものをアメリカの空港に感じますね。
 
ごくごく一般人の靴の中なんて調べてないで、もっと根本的な部分を直してった方がいいんじゃないの?と。
 
毎日何十万人とやってくる観光客の一人一人の担当楽器まで聞いててもラチあかないんじゃないの??
 
あと、不思議なのはなぜか入管で欧米人より日本人の方が待たされること。
アメリカに入る時とか、絶対日本人(=外人)の方が行列で待たされるでしょ。
かといって逆に今度日本に帰国する時の日本の入管でも絶対日本人の方が待たされる。外人レーンの方がすいている。
 
どうしていつも日本人は待たされるんだろう?
 
入管とか税関の態度の悪さ・不便さを『お役所仕事』と言ってしまえばそれまでですが、これだけ海外旅行がごく日常的になり、それを仕事にしてる人たちも沢山いるわけだから(公務員だって言ってみれば単に仕事の一つだからね)、もうちょっとサービス良くなってもよくないっすかね??