史上最強のチョコレート

この間夢の中で、史上最強に美味しいチョコレートを食べました!!
なんて感じで書き出しますと、僕がチョコ大好き人間かただの夢想家のどちらかって感じですが、実際はそのどちらでも僕はありませんよ、ニンニン。
僕は現実の世界ではチョコ好きどころか、むしろチョコは苦手でほとんど食べられないんですよ。子供の頃からそれこそバレンタインデーなんて、僕にしてみたら『節分』と一緒でしたね。みんなから苦手なチョコを投げられて逃げまどうっていう、全然楽しい行事じゃなかったですね。(実際は逃げまどうほどチョコをもらった事はないんですが・・・)。
そんなチョコ嫌いの僕が「美味しい!!」って思った位ですから、おそらく夢の中で食べたそのチョコはさぞかし美味しかったんでしょうね。
夢の中で出てきたチョコは、正確にはチョコレートケーキだったんですけど、チョコレートケーキなんて僕にしてみたら、チョコレートそのもの以上にさらに苦手なジャンルですよ。ケーキってモサモサしてるでしょ、あれがチョコレート味なんて、かなり厳しいですね、僕にしてみたら。(なんか今気付いたんだけど、今までの文章「僕にしてみたら」多いね、こっから先は気をつけよう・・・)
という訳で、僕にしてみたらいくら夢の中とはいえチョコレートケーキを「美味しい美味しい!」とムシャムシャ食べるはずは絶対にないんだけど、夢っていうのは不思議ですね、もう手づかみでそのチョコレートケーキをガブガブ食ってんのよ、俺。
口の周りをチョコだらけにしてさあ、『ジュラシックパーク』で恐竜から逃れてやっとこさ食べ物にありついて、むしゃぶりついてた子供みたいな食い方なんだよね。
その夢を分析するとですね、おそらく寝る直前に観た『ラグラッツ・ムービー』でアンジェリカがチョコを食べてたシーンがあったので(食べ方もまさに夢の中の俺と一緒で、手づかみで口の周りを汚しながら頬張ってた)、おそらくその影響があるのではないかと思われますが(っていうかその影響まんまなんですが・・)、もしかしたら心のどこかで「苦手なチョコを食べてみたい!」っていうのがあるかもしんないですよね。
ほら、人間の味覚ってそういうどっかのタイミングで180度変わる時ってあるじゃん。それまで大好物だった物が、食べ過ぎをきっかけにむしろ食べれなくなってしまうとか、それまで苦手だった食べ物がなんかのきっかけで食べられるようになるとかさ。
もしかしたら、俺の中で今禁断のチョコレートの扉が開こうとしているのではないか?と思ったんですよ。あの夢は、そのお告げなんじゃないか?と。
以前、S.O.P.H.の展示会でチョコレートをお土産にくれて、はっきり言って全く興味なかったんですが、一欠片(ひとかけら)食べてみたらこれがマジでウマイんだ!! チョコ嫌いなはずの僕が、美味しくて一気に食べ干してしまったんですよ。で、後日どうしてもまた食べたくなって「あのチョコってどこで買えるんですか?」って聞いてみたら「あれは特別にあの時作ってもらったんですよ」って言われてしまい、がっかりしたんですが、思えばあの時、ちょっと開きかけていた禁断のチョコの扉が目の前でバタム!と閉じたのですね。
まあ、べつにチョコの扉が閉じっぱなしでも、今の僕にとってなんの害もないんで、べつに開いてくれなくてもいいんですが、もしこれが開いた時にはすごい勢いでチョコの波が俺に押し寄せて来るんだろうね!!
犬とかがタマネギ食ったみたいになんのかね?。死んじゃったりしてね、チョコ食って。
まあ、実際にどうなるのかは分からないけど(おそらく死ぬ事はないと思うが)、チョコ嫌いだった僕がその夢をきっかけに、ヨーロッパ辺りで本気で美味しい街のチョコレート屋さんとかがあったら、一口位は食べてもいいかな、と思うようにはなりましたね、最近は。