Apple Musicにて配信開始

BANK$SUNSHINE LP

BANK$は僕のソロ名義だったけど、実際はベースのUMU、ギターのアッキー、そして歴代3名のドラマー(川上たかし、恒ちゃん、もっくん)とのバンドという感じで、レコーディングもライブも、日々みんなでワチャワチャとやってました。
20代、ホフディランという大家族の中で育った僕が、30代で今度は友達たちと好き勝手なことを始めた感じ。
SUNSHINE LPが16年も前の作品って、16ヶ月前の間違いじゃない!?と思うほど、最近のことのようでもあるし、やっぱり遠い昔のことのようでもある。
サブスクリプションも解禁されたので、あとは森七菜ちゃんがカバーしてくれるのを待つのみだな、MICROWAVEあたりを。
小宮山雄飛
BANK$『SUNSHINE LP』サブスクリプション解禁、おめでとうございます(おめでとう?なのかしら)
とにかくリリースされて色々な人に聴かれるということは喜ばしいことですね。
リリース年が2004年ということは15年以上も前のことで、なにか思い出を引き出すには時間が経ちすぎているような気もしますが、BANK$でのライブやイベント、レコーディングは思い返しても楽しいことしかなかったので、そんなポジティブな空気が詰まった音源になっていることは間違いないでしょう。
小生のベースプレイも若さとおじんさんの境目、瑞々しさと円熟の間、ラーメンの天下一品でいうとこってりとあっさりの間の『こっさり』(裏メニューだそうです)になっているかと思います!
これを機に、この『SUNSHINE LP』を今一度聴きまくって幻の2作目(ほとんどレコーディング済み)のリリースが行われるように、小宮山雄飛宛で嘆願書を書きましょう!!
UMU
2004年7月21日にリリースされた小宮山雄飛のソロ・プロジェクトBANK$「SUNSHINE LP」および2018年10月17日にリリースされたワタナベイビーのソロ・アルバム「ゴールデン・ベイビー」がApple Musicにて配信が開始されました。
その他の音楽配信サービスでも
続々と配信中!
Spotify、KKBOX、YouTube Music、AWA、LINE MUSIC、Amazon Music、Deezer、楽天 MUSIC
2018年10月17日、東京・浅草公会堂にて50歳バースデー・ライブを開催することになった私がまず考えたのは、「会場で手売り販売するためのCDを作らなくては!」ということでした。ライブ内容やセットリスト、ゲストへのオファーよりもまず真っ先に「手売り」のことで頭がいっぱいになっていたのです。
アルバム『GOLDEN BABY』は、そんな理由で製作されました。
曲なんかいくらでもあります。私の実家の床に転がっていたり、壁に張り付いているような曲がいくらでもあるのです。40年も前に作った曲を、さも新曲のようなフリをして発表するなんて「まるで小説の主人公にでもなったみたいでカッコいい」と思っておりました。
近所にスタジオを持っているゴンドウトモヒコ氏に「こんな曲もあるし、こんな曲も、、」なんて相談しているうちに、気がついたら10曲録っておりました。ゴンドウさんはホーン奏者なので、ホーンと絡めたら面白くなりそうな曲を中心に選曲したことを思い出します。
過去に一緒に作った『育児研究中EP』という作品がまともに世に出ていない、という事実に納得の行っていなかったゴンドウさんの勧めで、そのEPの4曲も足して全14曲!なかなかのボリュームのフル・アルバムと相成りました。
とはいえ、収録曲を見てみると、10代の頃の作品はたったの6曲。30代が1曲。結構多くの曲が40代中盤から後半に書かれた楽曲であったことに本人ながら驚いております。
良い意味でも、そうでない意味でも、往々にして私のソロ作品というのは「アート系」のアルバムになりがちです。小宮山雄飛と組んでいない時の私、すなわちホフディランでない時の私の作品は、気を抜くとすぐに「アート系(?)」のような雰囲気を醸し出す傾向にあるようです。
私自身、自分の本業は『ポップ・チームの一員』であるという強い自負がありますが、もしかしたら私個人は「アートしがち(笑)」みたいなタイプの人物なのかもしれません。良くいえば芸術家肌とかなんとか言っておきましょうか。いや、良く言い過ぎか、、。
キラキラしたホフディラン・ミュージックとも、アルバムタイトルの『GOLDEN』などという言葉の響きとも違う、内向的で内面的なヘヴィ・アコースティックの世界。私の耳には、まるでアナログ・レコードのように聴こえます。いや、横浜の実家に転がっているアナログ・カセットテープみたいかな。
主目的であった浅草公会堂での手売り販売に関してはスタッフより、「この日はスターなんだからノコノコ出てきて手売りなんかするな!」という強いお達しを受け、泣く泣く諦めた次第であります。
今でも、「あの日、物販に出ていれば500枚は売れただろうな~」とクヨクヨしておりますが、元々はそんなビッグ・セールス仕様のアルバムではなく、「愛してくれる方々がとことん愛してくださる」というタイプのアルバムだと思っております。
アルバムの価値や意味合いは、今後のホフディランの活動、発表する作品と連動して、評価、聴こえ方さえ変わってくるものと考えます。
皆様の毎日の中のどこかのタイミングで、これらの作品とのチューニングが合致する時が訪れてくれたら幸いです。
p.s.
『アルバムタイトルについて』
どこかの国、または地方で「ジャスト・フィフティ(50歳)の男性のことを GOLDEN BABYと呼ぶスラングがあるらしい」との情報を入手し、そのままタイトルに名付けてしまいましたが、実はいまだにその情報の裏付けを取れておりません。
ちなみに、アルバム・タイトルを決定した日に我が家に長女が誕生いたしました(美談)。
ワタナベイビー
今年は世の中が一変して自由が効かなくなって辛いことだらけなのかも知れないけど、ぼくはいつだって音楽があるから今日まで元気でいられるんだなと本当に毎日感謝するようになった。我が愚音堂で出したアルバムも早くもっといろんな人たちに届くようにと漸くですがサブスクリプションを全作品しました!ワタナベイビー君のゴールデンベイビーももう2年前!とは思えない色褪せない彼の音楽はいつの時だってみんなを元気にしてくれる。是非聴いて欲しい!
またこれをライブで演奏できる日をずっとずっと待ってます。
ゴンドウトモヒコ