
ワタナベイビーよりご挨拶
53歳バースデーライブに集まってくださった皆様、本当にありがとうございました。それから、現地には来られなかったけど、遠くで、またはどこかで祝って下さった皆様もありがとうございます。
今回は、久しぶりに『定番曲をちゃんとやる』という、当たり前のライブを行いましたが、ここ最近の私にとっては非常にレアなライブでもありました。
キャリアを振り返るという行為は、言ってみれば自分の人生を振り返るような物で、時々、まさに誕生日のような日にはそんな事も必要であると思います。
今回のセットリストでは、2021年からだんだん時代を遡ってデビューの1996年に向かう、という、キャリア逆行のスタイルを取ってみました。
現在の私が成熟しているとはとても思えませんが、現在よりもより未熟へ未熟へと向かっていくライブからは、発見や刺激が沢山ありました。
省いて省いて、最低限の代表作を歌っただけ、という印象でしたが、それだけでも2時間半。25年の重みを感じました。あの頃と同じような心理状態でまだステージで歌っていられる事にも我ながら驚いたり、感動したりしておりました。
プレゼントを沢山頂きました。いい歳してまだまだ嬉しいです。また、それを直接渡したいという気持ちで多くのお客さんが会場で待ってくださっていたと聞きました。
大変心苦しかったのですが、今回は『感染対策に細心の注意を払い、お客さん誰ひとりにも絶対に迷惑をかけないようにしよう』という明確な方針があったため、涙ながらに楽屋で我慢しておりました。ご挨拶にも出て行けず、すみませんでした。
帰宅してからプレゼントたちを開封させて頂きました。ほとんどが甘いお菓子だった事に大喜びしつつ、53歳男性のプレゼントが菓子一色でいいのか、と考えさせられました。
最終的には、これも私らしく、私とファンの皆様の相互理解の形としてとても相応しい形のプレゼントであると納得した次第でございます。
こんな歳になってもファンの皆さんがお菓子をくれるなんて最高じゃないか!最高のファン、最高の理解者に囲まれているじゃないか!
大満足の53歳がスタート致しました。
皆さん、ありがとう〜!
2021.10.18

ワタナベイビー
53歳バースデーライブ
Set list
- キミが生まれたから(2021シャキーン)
- ウルトラマンゼンブ(2021オザケン)
- 雨あがりの夜空に〜デジャデジャ・ブーブー(2018帰ホフ〜2020ぶらり)
- 育児研究中(2018Golden Baby)
- ちはやふる(BPLP〜手売り期)
- はじまりの恋〜ニューピース(活動再開期)
- 今夜はブギーバック〜恋の散歩道(映画期)
- 僕は脱落者(set you free〜Baby&Cider期)
- 昨日より若く(ベビースター&サード・クラス期)
- ふさわしい人(活動休止期)
- スピリチュアル(コロンビア移籍期)
- 坂道(忌野期)
- CMソングス(11ケタ〜大阪ガス〜フロントライン・プラス)
- 日曜日の食事(竹中期)
- 遠距離恋愛は続く(1998)
- コジコジ銀座(1997)
- キミのカオ(1997)
- マフラーをよろしく(1996)
- スマイル(1996)
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スレンダーGF(2021以降〜再再ブレイク期)