甲府→東京→仙台→千葉→札幌→名古屋→東京→博多→熊本→大阪→高松→広島→神戸→新潟→東京→仙台→京都

皆さんこんにちわ、小宮山雄飛です

おかげさまで、追加公演を含め全てが良い感じで終了した『ホ二人旅2○12』

やっとこの話がちゃんとできます

まずは来てくれたみなさん、本当にありがとうございます
チケットが取れず来れなかった人や、今回行けなかった地方の人、ごめん!

でもほんと、ホフ史上でも最高なツアーになったと思います

多少大げさに言うならば、今回はホフディランのライブの構成自体というか、バンド自体をまた0から作って、それを数ヶ月に渡って育てて行くようなツアーだったので、初日の甲府から最後の京都まで、全ての公演が一つ一つ微妙に違い、全てが想い出深いです

今回のツアーはホ二人という名前どおり、僕と渡辺君の二人っきりでのステージではあるのですが、来てもらった人はご存知のとおり、僕が手元で操るiPadとつながった中央のディズプレイに映る映像とのシンクロという、とても特殊な内容の公演だったため、ツアーが終わるまではブログなどでも内容について一切触れない様にしていた訳です

見に来てくれたお客さんも、そこら辺はちゃんと濁してTwitter等で発言してくれてたみたいで、さすが気がきくね、キミら!

まずは今回のツアーの第3のメンバーとも言える中央のディスプレイ
やっと、やつを正式にご紹介できます

多くのファンの人から、最初見た時はあれが画面だと気づかなかったという感想メールをもらいましたが、表面が完璧にフラットで極めて薄く・黒一色のディスプレイは、たしかに何かが映し出されるまでは、石碑かオブジェか、ある種のモニュメントのような存在感があり、ステージ中央に鎮座する姿は、ちょっとした威圧感すらあります

実は今回、ライブで映像を使うというアイデアは、もともとこのディスプレイありきで思いついたものなのです
あのディスプレイの無機質な姿と、それを手元のiPadで制御するという行為が、二人でのアコースティックライブというアナログなイメージとギャップがあって、今まで誰も見た事がないステージが作れるんじゃないかと

単にステージ上のスクリーンに何かを映すという演出と違い、それこそ第3の出演者というくらい存在感のあるあのディスプレイあってこそ、そこに登場するゲストや歌詞に、大げさですが命を吹き込むことができたんじゃないかと

そして今回ゲストで登場してくれたのは
堀内順也
田中貴(サニーデイ・サービス)
真城めぐみ(ヒックスヴィル)
UMU
ジョンB(ウルフルズ)
福岡晃子(チャットモンチー)
北田マキ
BIKKE(TOKYO NO.1 SOULSET)
かせきさいだあ
田中ゲンショー

さらに
浅草では、いとうせいこうさんが『遠距離恋愛は続く』にラップで飛び入りしてくれました

ゲストの皆さん、ほんとにありがとうございます!
にしても、これだけのゲストが出てくれたかと思うと、ホ二人というタイトルもほんとに名ばかりですね・・

個人的に今回のツアーで楽しかったことの一つは、やはり各会場全く違う環境だったことです
正直に言えば、音だけを考えたらやはりライブハウスでやるのが一番だと思います
でもライブというのはやっぱ音だけじゃない

例えば普段は絶対行かない熊本の元酒蔵で一緒に時間を過ごす、そういうことこそライブの醍醐味だったんじゃないかと
今回のツアーは、何カ所にも来てくれたファンの人も多いみたいですが、そういう僕らも知らない一人一人のツアー行程も含めホ二人旅ということじゃないでしょうか

舞台裏的なことを言えば、正直よくも大きなトラブルなく全公演終えることができたな、という位ギリギリなこともあったのですが(熊本では電圧の問題でリハでスピーカーの音が出なかったり、新潟は大雪で会場入りすら危うかったり、千葉ではワタナベイビーの車のバッテリーが上がったりw、実は毎回いろいろなドラマがあったのですが)、終わってみれば本当に素晴らしい旅となりました。

ということで、これらの写真は言ってみれば旅のアルバムです

そしてすぐにまた次の旅の準備に取りかかりましょう

飛び続ける渡り鳥
今日はどちらへ?

という訳で、そこに何かがありそうなので
お邪魔じゃなければおともに

また次の旅を一緒に楽しみましょう!

最後に
ゲストの皆さん
スタッフ
会場・関係者の皆さん
来てくれた皆さん

素晴らしい旅のお供をありがとう!

旅はつづく!