7月4日夕方、マネージャーキヨシから、「ホフディランホームページ用のライブレポートを書いてくれ」との連絡がありました。
「締め切りは本日中で!」って、なかなか無理な注文ですよね~。
しかし、前日にあれだけ皆さんに祝っていただいた事だし、書いてみようではありませんか!
しかも!やるからには、全体をボヤ~っと総括するのではなく、各曲ごとの自分なりの感想というのか、とにかくワタナベイビー目線からの全曲解説に挑戦しようではありませんか!
長くなりそうですよ…まるで私のMCのように…。覚悟して
お付き合いください。
1『あまりに大きな君』
ゲンショウさんのディスコ風キック連打から徐々に盛り上げて曲になだれ込む予定だったのですが、ユウヒの「こんにちは~」発言でユル~っとライブスタート。
いきなり予定とは違ったものの、最初から小宮山くんノってたようで何より。
ギターソロではいきなり客席になだれ込んでしまいそうになり、ギリギリ踏みとどまりました。
後半、ハモり部分の歌詞が毎回あやふやだった場所があり、本番ではお互いの歌い出しに合わせようとして両者見合ってしまい、結局2人とも歌わないという場面がありましたな。
2『フリースタイラー』
お馴染みライブ曲という事もあり、お客さん大盛り上がり!ユウヒが歌の構成を間違う場面があり、そういう時は何事もなかったような顔をして演奏しているのですが、お客さんの顔を見たらバレバレでした。
~挨拶MCでは、酒に薬を盛る大学生など、社会問題にも言及。
3『話があるんだ』
けっこう久しぶりにやった曲で、活動再開後は初めてだったんじゃないかと思うんだけど、前の方のお客さんは「最近やってる」みたいな事を言ってましたね~。
相当久しぶだったと思うんだけどな~。昨日まで毎日やってた曲みたいに、すぐに演奏できてしまうベストスリーは素晴らしいバンドなのです!ありがたい。
4『サマータイムポップ』
夏の曲という事で、 更に夏っぽくアレンジすべく、アウトロ16小節をサンバ風のリズムにしてみたのですが、お客さんお気づきだったでしょうか?
私の勝手なプランでは、あの場面で客席全体が自然発生的にサンバカーニバルの様相を呈するはずだったのですが…。
でも、カーニバル風ではなかったものの、いい雰囲気の客席でした。
5『STAND』
思わずステージMCでも言ってしまったのですが、ユウヒのピアノソロから始まる長いアウトロ部分、私だけ相当ヒマなのです(笑)。
リハーサルでもいろいろ試みるのですが、何をやってもアンサンブルの邪魔になる…今日は悪あがきをやめて一切ギターを弾かない!という判断を下しました。
たまたまユウヒのピアノソロにミスが出たため、彼をちゃかしつつ盛り上げたり、カメラマンさんがステージ前に来たのでポーズを取ってみたりと、仕事を見つけてなんとか今回は乗り切りました。今後どうしようかな~。
6『カミさまカミさまホトケさま』
久しぶりの長尺カミさま、というか「しつこいバージョン」。昔フェスで、お客さんがやたら盛り上がる物だから、ついつい長くやって時間オーバーしちゃって大問題になったっけ…。
今回はワンマンという事で気兼ねなくやったのですが、久しぶり過ぎて、以前の形よりだいぶ雑になっていた気がするな~。
ポール・マッカートニー来日公演中止の無念を、会場全員で晴らしてきました。
7『歳とることさえ』
この曲では私はとにかくハイ・ポジションでのギタープレイに終始しており、ちょっとジャズ気取りで弾いているのですが、とにかくハイ・ポジション過ぎて、見た目がカッコ悪いのです。
それはともかく、昨年秋からの2人ツアーの新曲が、ベストスリーとのバンドバージョンに進化し、完成していくプロセス段階をドキュメントとしてお見せしている昨今ホフディラン。演る方も見る方もスリリングで目が離せないですよ!
8『一緒に暮らそう』
細かい話ですが、7カポCポジションでのGでの演奏でした。いやホント細かい違いなんですけどね。
トランペット曲としてお馴染みだったと思うのですが、クラリネットバージョンはいかがでしたでしょうか?
9『夜を超えて』
ユウヒの新曲。作りかけてから丸1年ほったらかされ、昨年秋に見事蘇って完成された曲でした…って、こんな情報はいらないか(笑)。
とにかくクラリネットのアンケンさん活躍の曲でした。
10『育児研究中』
近所のオヤジに「じいじ」呼ばわりされたエピソードMCから曲に入ってしまい、せっかくのスローバラード造りの曲を自ら台無しにしてしまった新曲でした。これも2人ツアーとバンドバージョンではだいぶ違ってきていて、まだまだ成長していくと思われます。「ア行」の裏声だけかすれてしまった…。悔しかった!この日唯一の痛恨場面。
11『夜』
オープニングのギターソロで、舞台を踏み外しかけたので、この曲のギターソロでは出しゃばらず、黙々とプレイしました。ちなみにこの曲あたりから、妙に目が合うお客さんが1人いて、お互い可笑しくなってきて、クスクス笑いながらのライブとなりました(笑)。
12『幸せのニュース』
ゲンショウさんのドラムがメチャメチャカッコ良かった!この曲なんかは特に、真城さんの重要さを感じましたな~。不在によって有り難みを知る。これもまた大切なことかも知れません。この曲では歌いっぱなしだったので、目が合ってのクスクスはなし。
13『ドライブ』
間髪いれずに『ツープラトン』からの曲で攻めました。現時点での最新アルバムだし、やはり演奏に気合いが入りましたが、ついついチラチラ目が合い、またクスクス。この辺りから本格的にクスクス地獄にハマって行くのでした。
14『欲望』
いかん!見たら笑う!でもついチラ見~目が合う~その人がクスクス笑ってるものだからこちらも釣られてクスクス笑い…。この曲あたりがそのピークだったかも。
『欲望』でニヤニヤしてたりしたら、あまりにもぶち壊しなので、笑いを抑えるのに必死でしたが、ちゃんと集中もしておりましたよ。
15『スーパードライ』
ユウヒの水まき芸、いつからやってたっけ?思えばなかなか大胆な芸ですよね、お客様に水をかけるって(笑)。
水かけ芸の先輩ロッカーとしては、ミック・ジャガーさん、忌野清志郎さんがいます。偉大な人ばかり!もしかしたら、ユウヒもロック史に残る偉人になるのか?
16『ローパワー』
このタイプの曲は、それまでのライブの流れ、雰囲気などから、けっこうテンポにムラが出がちだったりするのですが、この日のテンポ感はベストに近いくらいバッチリだった気がします。
ゲンショウさん、ナイス!空調による冷静さの賜物か?
17『遠距離恋愛は続く』
曲中MCで、実は地味に結成20周年でもある事を暴露してしまいました。いや、あんまり言っちゃうと、デビュー20周年が霞んでしまう恐れがあったのですが、ついつい言ってしまいましたよ。
ユウヒと知り合ってからもう20年!ってちょっと凄い事だったもので。
出会って20周年を祝うお客さんの大合唱、素晴らしかったです!バンドのフル演奏に負けずに、ちゃんと聞こえてました!
18『極楽はどこだ』
またまた地味な話ですが、普段エレキギターで演奏する曲をアコースティックギターでプレイ。でも、実はオリジナルレコーディングに忠実でもありまして、確かトム・ペティのアコギを参考にしたのかな?
クスクスしちゃってたおかげで、なんだか気持ちまでクスクスして来ちゃって、本当に楽しいライブでした。サンキュー、目が合った人!
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1『スマイル』
デビュー記念日という事で、ここからはデビューシングル(短冊CDだったな~)収録曲を3連発!まずは表題曲から。たぶん人生で一番歌った回数の多い曲でしょう。泣いてるお客さんと、アクビしてるお客さん両方いました(笑)。
2『サガラミドリさん』
これも歌いやすい、掴みやすい、という事で、相当な回数歌ってますよ~。一時期減っていた「ミドリさん♪チャチャ!」の「チャチャ!」手拍子が最近また復活しつつありますね。「ミドリさ~ん」コールもね。
3『こんな僕ですが』
デビューシングル3連発コーナーでは、とにかく歌いっ放しのため、目線クスクス地獄からは解放されておりましたが、だんだん酸欠地獄に襲われておりました。特にこの曲は、意外とブレスポイントがないので、死ぬ思いで歌ってましたが、でも酸欠になるくらい沢山の人が見に来てくれていたという事でもあるので、ありがとう地獄でした。
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1『MY THING』
ゲンショウさん、ホフディラン、キタダくんの誕生日を祝う『ハッピーバースデー』合唱からそのまま曲に突入。途中ユウヒが鍵盤を弾かなくなり、何やらしきりにお尻を気にしていたのですが、何があったのかな?まさか…
2『HAPPY』
キタダファンお待ちかねの曲です。この曲になると、私の目の前付近のお客さんが一斉にキタダくんの手元に注目する、という現象が最近の名物となっております。この日も「お~、今日もみんなキタダくんを見てるな~」なんて思いながら客席を見ていたら、例の目が合う人だけは私を見ていた(笑)!またクスクス病が再発してしまったのは言うまでもありません。
3『ホフディランのテーマ』
さあ、いよいよラスト!と思われたこの曲。いつものように客席の隅々まで感謝の視線を送りながらの演奏でしたが、約1名だけにはクスクスの視線になってしまいました(笑)。
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1『恋はいつも幻のように』
テーマ締めも全員挨拶もキッチリやったし、今日は終わりかな?と思いながら、喫煙者一同ライターで火をつけようとしたら、酸素が無さ過ぎて火がつかない! 各自カチカチやってるうちに、拍手が鳴り止まない、もう一曲やろう!という事になり、『恋まぼ』を。
いやあ、本当にありがたいです。お客さん全員に心から感謝・感謝・また感謝のホフディランでありました。
ユウヒもMCで言ってましたが、20周年まであと2年!最低それまでは、1人も欠ける事なくホフディランを応援し続けるように!命令とさせて頂きます(笑)。
本当に本当にサンキュー!今後ともホフディランをよろしくお願い致します。
ワタナベイビーより