菊花茶

さてさて最近では僕の視力は極端に悪くなってきております。その原因は簡単でして、ニンテンドー64とマックのやり過ぎとビデオの観すぎです。最近では「ゲームは一日2時間まで!」という高橋名人の言葉が身にしみています、なんで今さらこの歳になってそんなルール作んなきゃなんないんだと我ながら自分のガキっぷりに呆れています。目指すは普通のキッズを超えたスーパーキッズなり!ってもう普通のキッズを超えてないとどうしようもないけどね。
 
とりあえずそんな訳でこの間も、免許証の更新に行ったら視力検査で一回落とされちゃって、「少し休んでもう1回やってみて下さ〜い」なんて言われちゃって、入り口の売店でリアルゴールド買って飲んで、そんな速効で効くはずないのに「シャキーン!」なんつー擬音を心で言いつつもう1回チャレンジして、やっぱりハッキリは見えなくて「まずい、上か右かどっちだろう....たぶん上だけど....左ではないな....右かも....」とかなってて、でもまあ思いきって「上っ!!」って言ったら、「はい、じゃあこれ持って2番の窓口行って印紙買って貼って下さい」なんて言われて、やった〜!!って感じで無事受かった訳ですが、とにかく日に日に眼が悪くなって行くのが自分でも分かるこの頃なんですよ。
 
でも今の僕にとってニンテンドーはさておき、マックを使っての色んなデザイン作業とかそういうのは一日の内のすごく多くを占める重要な活動な訳でして、これを辞めるのはおろか減らすのも難しいのです。
 
そんな中で僕は奇跡の薬を発見したのです!。と言ってもそんなすごい物じゃなくてお茶なんだけどね。あれは96年の夏だったか冬だったか忘れたけど、岡山駅の構内で露店みたいのが出てて、僕は駅の露店とかって大好きでとりあえず見て色々と乾物とか買ったりするんだけど、その日はおばさんが『体に良いものフェアー'96』(タイトルは僕がつけました)みたいのをやっていて、まあよくある乾燥した海草とかから、かなりいかがわしい一品まで色々あったんだけど、その中で僕の目を引いたのは『菊花茶』というお茶なんだけど、お茶って言うより只単に菊の花を乾燥させただけのものなんだけど、これが疲れ眼や頭痛なんかに良く効くと歌ってありまして。
 
これはなんかシブイ一品だなあと思って色々とおばさんの話を聞きまして、これを煎じてその上にクコの実を乗っけて1日に何度か飲めば眼も頭もスッキリするよっていうんで、よーしこれは買ってみようということでクコの実と共に買いました。
 
そして東京に帰ってから飲んでみたんだけど、これが効く効く!!、効〜く効く!!。スーパー効く、スパスパ効くんだよ。まああんま大袈裟に言ってもいかんのだが、とりあえず僕にはそこそこ効きまして、一日マックやっててつかれたなあなんて日にはお出かけ前に一杯ひっかけて行きますと、もうすごくスッキリするんだよね。だから恋マボとかワシントンCDとかレコーディングしていた時には菊花茶とクコの実をスタジオに持参して行って、自分用のマグカップと携帯キュウスとか持って行ってね、ちょっと煮詰まったりすると「ブレイクしようか?」なんて一人言を言って「ハバーブレイク、ハバーキッカー!」なんつって菊花茶を飲んでいたわけです。
 
しかしこの菊花茶というのは元々中国から来た物らしいんだけど、なかなか手に入らない。岡山で買って以来中華街で1回手に入れたんだけど、それ以外は何処でも見かけない。中華街で買ったブツはおそらく誰もそんな物買わないらしく相当古い感じがして、やっぱり岡山で買ったブツの方が上質なものでした。そしてその中華街で手に入れたブツさえ飲み干してしまった僕は半ば禁断症状が始まっていて、しかも前以上にマックによる視力減退は進んでいてそれが元で頭痛や肩コリなんかもでてきたもんだから、これは早くブツを手に入れなけりゃあまずいぞって感じでして、こうなったらグラム何千円で闇ルートから買うしかないななんて考えていたのですが、そんなルートは無いぞ!と上野のイラン人からも新宿の中国人からも言われまして、さてさてどうしようかなあ〜と思っていたんだけど、ついに菊花茶を置いてある店を何件か発見しまして、しかもその中にはなんとインターネットで通販までやっている店もある。
 
このページを読んでいる人達はとりあえずコンピューターをやっている人達だろうから、そんな中で眼が疲れて困っているという皆さんにはぜひ菊花茶をお薦めします。まあさっき書いた様に一般の店で菊花茶を見つけるのはすごく大変な事なんで、とりあえず菊花茶このお店のホームページでは通販で購入する事ができるよ。まあ味の方はというと正直他のお茶みたく旨いという代物ではないですな、あくまで薬というかリラックスを施すハーブティーみたいなものでして、中国では他のお茶と混ぜて飲んだりするらしいけどね、僕はストレートで飲んでるけど。クコの実を浮かべることを忘れずにね、クコの実は最近では結構あっちこっちで売ってるしね、クコの実自体眼に良いという漢方の食材だしね。
 
ちなみにこの間、乾物屋の2代目になる友人と会って(昔からこいつに会うとバナナチップとかもらってたんだけど)、色々乾物系の話をしていて最近では眼に良いってブルーベリーが人気だとかそんな事しゃべっとりまして、僕は絶対菊花茶が次に来るから今の内から扱っときなって言ったんだけど、実は次に来るかどうかなんてどうでもよくて自分が手に入らないもんだからそいつが扱ってくれれば助かるなあって気持ちだったんだけど...。
 
でも絶対これからは今まで以上にみんな眼を使うわけじゃない。これからの子供なんかテレビ観るにしろゲームやるにしろパソコンで勉強とかやるにしろ絶対ディスプレイからは逃げられない訳じゃない。最近じゃ山手線の中にもディスプレイある位だし、とりあえずこれからの時代って絶対今まで以上に視力が減退していくでしょ。だからビジネス的には視力回復産業(と僕は呼んでいる)って絶対これから急速に伸びると思うんだよね、僕は。実際ちょっと前まですごく高価な物だったフィッシュオイル(DHA)とかもここ数年で突然一般に浸透したしね。だからここはひとつ菊花茶もブレイク間近だぞと、僕は言いたい訳ですね。
 
「おい菊花茶!一緒にブレイクしようじゃないか!!、ホフディランと菊花茶がロッキンオンジャパンの表紙とか、一緒にやろうじゃないか!。ホフディランと菊の花で武道館のステージに立とうじゃないか!」ってそれじゃ追悼コンサートみたいだなあ。